大学2年の春に
私は大学2年の春にスポーツクラブでアルバイトを始めました。
身体を動かすのが好きという軽い気持ちでした。
やってみるとトレーニングや体操にも色々な理論があり人それぞれ違ったトレーニングメニューをされていてとても奥が深く面白いものだと感じました。
はじめは、スポーツの好きな人が多く通われていると思っていました。
しかし、実際は膝の痛み、腰痛、ケガのリハビリ、スポーツパフォーマンスの向上、健康維持などさまざまな目的で通われていました。
「身体に不調がある人ってこんなに多いんだなぁ」と思ったのを覚えています。
整体で腰痛がなくなった!
仕事にも慣れた頃、ある会員さんにトレーニングや体操を頑張っているが腰痛が取れないという相談をされました。
当時の私は違う体操などを提案したのですが痛みはあまり改善されませんでした。
私は考え、調べ、悩みました。
でも分かりません・・・
そこで整体の学校に通っている先輩に相談してみました。
「筋肉や骨盤の状態が悪いんちゃうか~」という答えでした。
さっそく先輩の研修先である整骨院を紹介しました。
すると何回か通院するだけで腰痛がなくなったのです。そして、紹介しただけの私まで凄く感謝されました。
私はとても驚きました。それ以上に、治療の成果に衝撃と感銘を受け、自分もそういう仕事がしたいと強く思うようになりました。
当時、私は大学で治療とは関係のない経済について勉強していました。そのため、独学で解剖やトレーニングなどの勉強をしました。
そうしているうちに大学3年になり就職活動の時期になりました。
治療の学校に行きたかったのですが、親に私立大学に通わせてもらっていたので卒業してすぐに専門学校に行きたいとはとても言えませんでした。
決意
「就職して働きながら夜間の学校へ行こう!」と決意しました。
卒業後、スポーツウェアのメーカーに就職しましたが、実際に営業職として働くと毎日9~22時まで仕事。このままでは治療の仕事に就けないと思い2年間勤め、お金を貯め退職し柔道整復師の学校に入学しました。
入学してからは、朝は整骨院で研修、昼は学校、夜は病院でのリハビリ助手として忙しい3年間を頑張りました。
通学の電車はずっと寝ていましたね(笑)
3年生になり就職先を学校の先生に相談すると、大変だけどやる気があるなら大阪市内の病院を紹介すると言われました。
その病院はプロ野球選手の手術をしたり、他のプロスポーツ選手が多く通っていると聞いていました。
先生に紹介してもらいその病院に就職することができました。
刺激的な毎日が過ぎて
入ってからは教科書とは違い、手術、リハビリ、骨折や脱臼の整復などすべてが新鮮でした。
初めは単語レベルで意味不明でしたが・・・
ただ、その病院は勉強できる環境にあり色々な知識や技術を学びました。
帰宅後、調べ物をして机で朝を向かえることもよくありました。
病院ではスポーツ選手だけでなく、一般の方も痛みや不調で多く来院されていました。そういった方の治療のためにも色々な研修会などに参加しました。
体のゆがみ治療との出会い
平成16年枚方市に「あきさか整骨院」を開業しました。
整骨院を開業してからも患者さんを良くしたいと思い技術を磨くために治療法の研修会に参加していました。
そんな時に出会ったのが体のゆがみをとる治療でした。今までの治療法とは全く考え方の違う理論で驚きました。
しかし、今までやってきた治療法よりも回復が早く何よりも再発しにくい体になると言う事に驚きとやりがいを感じました。
多くの痛みや症状は体のゆがみにより起こり、ゆがみを正すことで症状の出にくい体になるのです。
この治療法に出会うことで今まで治せなかった症状の患者さんや期間が空くと症状が出てくる患者さんがとても回復されました。
また、完全無痛のやさしい治療法なので小さいお子様からご高齢の方妊婦さんも治療できるので喜んでいただいています。
よりよい治療を提供するため平成27年3月に治療院の名前を「あきさか整体院」に変更し健康保険を扱わない完全自費の治療院に変わりました。
患者さんの不調を取るため、みんなが笑顔になれるよう全力で頑張っています。